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■報告■『作曲家の庭5』無事終了!・・・そしてホールのこと。

2014年3月15日(土)

3/14開催『作曲家の庭5F.クープラン&J.F.ラモー(チェンバロ戸﨑廣乃)』無事終了いたしました。寒い中ご来場いただいた皆様、開催にあたりご協力・ご尽力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
戸﨑さんの豊かな経験に基づいた深い知識、確かな技術による演奏と解説で、とても充実したあたたかい雰囲気のコンサートとなりました。けれんのない、端正なアプローチは、作品の性格を見事に描き分け、作曲家と作品の姿(魅力)をより際立たせることに成功しました。『作曲家の庭』というテーマに寄り添って進行してくださった戸﨑さんの能力と誠実な姿勢に心から感謝しています。アンコールの選曲も最高でした。「楽器(チェンバロ)についてもっと知りたい!」「楽器紹介コーナーの時間を設けて欲しかった」などの意見もありました・・・それは次の機会にと思っています。

CD販売(ロビーにて)

■チェンバロ製作・調律 安達正浩 http://www.wa.commufa.jp/~cembalo/
■感應寺(静岡市)所蔵

■当日のアンコール曲

J.デュフリ「三美神」/J.S.バッハ「“アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖”より田園詩」(クープラン《クラヴサン曲集》第2巻より)

マリナート小ホールを初めて利用させていただいたのは2012年9月、ホールがオープンして間もない時期でした。以来、声楽リサイタルを主に、少人数の女声アンサンブル、ピアノ、ハープ、リュート、フルート、オーボエなどの楽器を交えつつ、公演を実施してきました。ご出演くださった皆様、ほぼ全員がホールを褒めてくださり、私自身もとても良い印象を持っています。そして、このホールで様々な演奏に接しながら「ここはチェンバロが合うかもしれない!」と感じ、今回のリサイタルの実現となったのです。もともと響き過ぎず、細かい音が最後列までよく聴こえる(奏者のしていることがよく分かる)、とても音響の良いホールなのですが、想像通り、今回のチェンバロはこのホールにとても適していて、今まで以上の感慨がありました。
ホールの響き自体はオープン当初からずいぶん変化があると感じていて、感覚的な印象としては“しっとりとした音”になってきました。ホールは楽器であり生き物だ・・・とあらためて実感しつつ、音響的に優れたホールに育つよう、充実したコンサート数多く実施され続けることを望んでやみません。個人的な意見ですが、チェンバロ、リュート、ガンバなどの古楽器や、ギターなどの弦楽器、そして、声楽にとても適したホールなのではないでしょうか。一方で、“よく聴こえる”ということはアラも目立つということなので、気をつけなくてはいけませんが・・・。

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