ブログ

≪作曲家の庭8 ドビュッシー≫(pf長尾洋史/Narたきいみき)終了いたしました!

2016年9月26日(月)

台風直撃はどうにか免れたものの天気の定まらぬ中、あたたかく熱心なお客様に多数ご来場いただき、無事終了することができました。心より感謝申し上げます。ピアニスト長尾洋史さんにご出演いただくことは、彼の演奏に接した2013年以来、私共の念願でありました。さらに静岡県舞台芸術センター(SPAC)のたきいみきさんにご出演いただけたことは僥倖といえる出来事でした。当日の演奏は、私の期待や予測をはるかに超え、本番はもとよりリハーサルで接した演奏に正気ではいられぬほどでした。それは音楽の根源に触れることができたと感じる瞬間だったのかもしれません。長尾さんの瑞々しさと熱を合わせ持った音から生み出される音楽は一切の虚飾なく、唯一無二の演奏表現を確立。ドビュッシー作品への愛情に満ち溢れ、しかしどこまでも知性と品格を湛えたありようは、特別な音楽の存在を感じざるを得ませんでした。たきいさんとの≪おもちゃ箱≫は、「語り」と「ピアノ」の究極のアンサンブル。プロフェッショナルのおふたりの凄みと品格を感じる出来栄えでした。この作品の新たな魅力を引き出した舞台だったのではないでしょうか。今回の成功を受けて、東京公演を検討しています。首都圏の皆様、どうぞご期待ください。

●プログラムとCD

●今回のピアノ位置

●リハーサル

●本番

●≪おもちゃ箱≫終了後舞台袖で

シン・ムジカ コンサート・シリーズ vol.2
作曲家の庭8 C.ドビュッシー(1862-1918)

ピアノ 長尾洋史
語り たきいみき

2016年9月19日[月祝] 14:00開演
静岡市清水文化会館マリナート小ホール

≪版画(1903)≫

グラナダの夕べ
雨の庭

アンドレ・エレによる子供のためのバレエ音楽
≪おもちゃ箱(1913)≫ 翻訳:青柳いづみこ

≪前奏曲集 第1巻(1910)≫
デルフィの舞姫

野を渡る風
音と香りは夕暮れの大気に漂う
アナカプリの丘
雪の上の足跡 西風の見たもの
亜麻色の髪の乙女
さえぎられたセレナード 沈める寺
パックの踊り
ミンストレル

●アンコール
≪小さな羊飼い≫~『子供の領分』より

●協力:SPAC-静岡県舞台芸術センター/音楽青葉会・静岡児童合唱団