11月1日は、シン・ムジカの名付け親でもある、合唱指揮者・辻正行先生(1932.8.5-2003.11.1)15回目の命日です。
シン・ムジカは創設時から、先生にたくさんのご指導とご支援を賜りました。そして、亡くなってからも先生の遺された数多くの演奏や記録、先生に繋いでいただいた人脈にに支えられています。
原点に立ち戻る日、感謝をこめて。(み)
髙田三郎/混声合唱組曲『水のいのち』より 「雨」
2003年5月11日/石橋メモリアルホール
2018年11月3日までの限定公開です。
髙田三郎合唱作品全集「その心の響き」混声編1
指揮:辻正行/ピアノ:辻志朗/合唱:大久保混声合唱団
制作:シン・ムジカ
■CD情報・ご注文はこちら(タワーレコード)
常葉美術館で開催されている≪まど・みちおのうちゅう≫観覧のため、静岡県菊川市へ。

その作品群から、哲学的、数学的、物理的、音楽的・・・相反するかのようないくつかの要素が一体となってまど・みちおの身体にある、ある種の『知の巨人』とも言うべき印象を持った。その詩や絵画に接し、まどさんの経歴やご本人の言葉を得るにつれ、慕わしく共感度が増していく。それは、私がまどさんと近い人間性であるからではなく、私の持ちものがまどさんの内面にあるほんのごく一部と共通しているように(私が)感じたに過ぎない。ここで見た作品全体から得られる雄大な人物像に圧倒されたし、そのありのままの強さや大きさが多くの方々の共感を集め、愛されるのだろう。表情(写真)からは自身への厳しさと他者へのやさしさが垣間見えるよう。作品に対峙すると、前述したような様々な要素が私の中を交錯し制御不能、宇宙を彷徨っているような感覚になる。
今回展示されていた、いくつかの詩は合唱曲として過去に出会っていた。このような言葉を申し述べる立場にないことは承知しているが、まどさんの詩は平易でわかりやすく、しかし、隙がない。言うに及ばず完成度は高く、それ自体で完結しているので、これらに付曲するということは、とてつもない仕事なのだろうとこわくなった。ある角度から捉えると、作品と演奏家の関係と同様に、詩人と作曲家の関係もそれに近いのではないだろうか。日頃『うた』の近くにいる私にとって避けては通れない≪まど・みちおの世界≫だった。
菊川市は「深蒸し茶発祥の地」ということで、日本茶専門店「サングラム・カフェ」へ。私は浅蒸し茶をいただきました。深蒸しの本場なのに・・・。




その後、『菊川文化会館アエル』をぶらりと見学。コープマンのチラシも置いてありました。(ありがとうございます)


『応声教院』斉衡2年(855年)比叡山の名僧茲覚大師により、文徳天皇の勅願所とする天台宗天岳院として創建されたそう。朱塗りの山門は国の重要文化財。「お茶地蔵」があるなど、なかなかと独特な風情でした。




私にとって一生、心に残る、演奏会でした。ロビーのお写真が私たちを迎えてくださり、フィオレッティの皆様の歌声と共に、おだやかに先生を偲ぶ機会をいただきました。
すみだトリフォニー小ホール・ホワイエの壁面の上部にはイラストがあるのですね。


2018/04/02
宇野功芳先生が亡くなって早いもので2年が経とうとしています。宇野先生の三回忌に際し、最晩年まで演奏活動を共にしたアンサンブル・フィオレッティさんがコンサートを開催します。ピアノは村田智佳子さん。宇野先生に会いに、私たちも楽しみに伺います。◆当時の追悼文2016/07/30宇野功芳先生を想う宇野功芳先生が…
ずいぶん前になりますが、日帰り慰安旅行(?)に行ってまいりました。静岡県富士宮市です。昨年12月に開館した「富士山世界遺産センター」にも行きましたが言及は避けておいて、『志ほ川本店』で美味しいものをたくさんいただき、桜は遅かったけれど風情のある『下馬桜』、そして、『朝日滝』の厳かな空間でリフレッシュ。とても心地良い一日を過ごしました。
◆狩宿の下馬桜(右側)と富士山
「源頼朝」が1193年にこの富士の山麓で巻狩りを行った際に、陣屋に戻り下乗して門前にあった一本の桜の木に馬を繋いだとされる桜の木(樹齢1000年らしい)。菜の花もきれいでした。

◆志ほ川本店の『もりそば』『カツカレー』『桜海老のかきあげ』『やわらか烏賊納豆丼』




◆「いでぼく」の『まかないパンアイス』

◆朝日滝と石段


調律師の臼井淳さんが急逝された。前日まで通常通りお仕事をされていたとのこと、あまりのことに適切な言葉が見つからない。臼井さんとご一緒させていただいたのは2回だけでしたが、一切の無駄を排した的確な仕事ぶりは強く印象に残っている。未熟な私からの質問にも、常に要件のみをすばやくお返事くださった。調律中の舞台は独特の静謐な空間がつくられていて「これしかない」といわんばかりの仕上がりの音は、臼井さんの仕事なのだと実感させられるものであった。プログラムにお名前を掲載したいと申し出たとき「名前を載せるのはかまいませんが “調律 臼井淳…” のようにあっさりとお願いします。」とのお返事があり、これも臼井さんらしいなぁ・・・と懐かしく思い出した。写真は2016年3月の東京文化会館小ホール。記録用に何気なく撮影したもので本来であれば絶対に外部には出さないが、今回だけはご容赦いただきたい。(当日ご本人に記録撮影の了解はいただいています)ご冥福をお祈りいたします。


2017年も終わりが近づいています。この1年も弊社の活動に多大なご支援、ご協力を賜り、ありがとうございました。2018年も主催事業に、お手伝いに、自身の役割を果たすべく精一杯努めさせていただく所存です。
1月14日のヘンデルフェスティバルジャパン「テオドーラ」に辻裕久が出演、1月21日は御殿場フラウェンコール創立10周年記念演奏会に辻裕久となかにしあかねがゲスト出演します。2月17日・18日は豊川市で「英語を歌おうワークショップ」「佐竹由美&辻裕久ジョイントリサイタル(ピアノなかにしあかね)」、2月25日はヴィクトリアンプロジェクト「英語歌唱研究セミナー」を実施します。3月9日は女声合唱団「フェリーチェ」が新潟市音楽文化会館で創立15周年記念演奏会(指揮:辻志朗)、3月18日はアンサンブルフィアツェン27回演奏会(指揮:辻秀幸)が浜離宮朝日ホールで。4月28日・29日に東京と静岡(三島)で開催する「作曲家の庭10髙田三郎」(小川明子&山田啓明)は、演奏機会の稀少な歌曲作品をプログラムし満を持しての開催。5月は再び「英語歌唱研究セミナー」を実施、6月17日恒例の辻家勢揃い「Happy Birthday Fantasy」は初進出の浜離宮朝日ホールで開催。7月は巨匠トン・コープマンのオルガンリサイタル(静岡音楽館AOI)、小川明子アルトリサイタル(東京文化会館小ホール)、大久保混声合唱団は久しぶりの新宿文化センター大ホールです。8月は≪ヴィクトリアンプロジェクト≫による講師&受講生コンサートを豊洲文化センターで、辻裕久門下会≪第2回真夏の夜の夢コンサート≫を五反田文化センターで開催します。9月以降も様々な催しが盛りだくさんです。来年もよろしくお願いいたします。






本日は、シン・ムジカの名付け親でもある、合唱指揮者・辻正行先生の14回目の命日です。
原点に立ち戻る日、感謝をこめて。
髙田三郎/混声合唱組曲『水のいのち』より「雨」
2003年5月11日/石橋メモリアルホール
2017年11月1日限定公開です。
髙田三郎合唱作品全集「その心の響き」混声編1
指揮:辻正行/ピアノ:辻志朗/合唱:大久保混声合唱団
制作:シン・ムジカ
■CD案内はこちら
http://www.shinmusica.com/shinmusica/CD/CD-101.html
なかにしあかね作曲、みずかみかずよの詩による歌曲集『光』の楽譜が発売となりました。大中恩先生、朝岡真木子先生、小原孝先生、信長貴富先生の作品と共に収録されております。

●二期会日本歌曲研究会委嘱作品集2
歌曲集「きえないこころ」天使のおかあさんたちへ(作曲:大中恩 作詩:山岸千代栄)
みずかみかずよの詩による歌曲集『光』(作曲:なかにしあかね 作詩:みずかみかずよ)
組曲「あなたへ」(作曲:朝岡真木子 作詩:星乃ミミナ)
「花はただ咲く」(作曲:小原孝 作詩:相田みつを)
歌曲集「時に人が通る」(作曲:信長貴富 作詩:石垣りん)
【全音楽譜出版社/3,024円(税抜:2,800円)】
なかにしあかねによる新マザー・グース「ガチョウ王国のソングブック」全10曲のうちの5曲の、二部合唱版が発売となりました。どの曲もすぐに覚えられるようなシンプルで楽しい曲集です!!

●なかにしあかねによる新しいマザー・グース 同声二部合唱曲集「もしも世界が」
作曲:なかにしあかね 作詩:「マザー・グースのうた」より なかにしあかね訳詩
なぞなぞ/5匹のこぶた/馬でおでかけ/もしも世界が/かぞえうた
【カワイ出版/1,404円(税抜:1,300円)】
本日6月10日は宇野功芳先生の命日です。早くも1年が経ちました。
当時の追悼文です。
●宇野功芳先生を想う
http://shinmusica.eshizuoka.jp/e1684130.html

