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歌の絆より強く!in大船渡【2】

2014年11月5日(水)

2014年11月1日(土)7:00起床、いよいよ初日、そして、辻正行先生の命日です。
ホテルの部屋からは3m50cmのかさ上げ工事が見えます。シャワーを浴びてから1Fレストランで朝食をいただきました。高野豆腐の煮物と鮭、ご飯も美味しい。大船渡に着いてからいただく食事はどれも丁寧で慎ましくレベルが高い。空腹でなかったけれど完食しました。

■ホテルからの風景

■和朝食と大船渡タマゴ納豆

8:45千葉勝也さんのお車でお話を伺いながらリアスホールへ向かう。
リアスホールは碁石海岸穴通磯(アナトオシイソ)をイメージした外観なのだそうです。
穴通磯の写真は2日目の昼食弁当の包み紙です。

リアスホールに到着し、実行委員会の皆様に緊張のごあいさつ。皆さんの整然とした働きぶりを見て、がんばらなければという気持ちが一層高まります。

■2日間の予定(プログラム表紙)

■迎えてくれた『おおふなトン』と(他人とは思えない)

会場を見学しながら、ホール事務所の職員さんや舞台スタッフさんにごあいさつ。舞台袖に両日付いてくださるのは今野さん。終演まで親身に丁寧に対応してくださいました。震災時は保守点検日で下手袖にいたとのこと。調律中の調律師さんがピアノ庫に閉じ込められてしまったことなど、お話を伺いました。
舞台袖にはスタッフさん手作りの譜面台カバーや影アナ原稿台があり、誠実さに溢れた現場でした。

ステージ側から客席を見ると波のように美しい。客席の床は艶と深みのある木目で船をイメージしているかのよう。

実行委員会の皆様による見事な横断幕。栗友会さんのロゴと東日本大震災復興支援プロジェクトロゴ「コーラスくん」が見えます。正面玄関の立て看板も立派です。


練習室の辻ファミリーよりお呼びがかかり、交流会の出し物の練習に合流。少しだけお役があるのです。

昼食は、憧れの地元スーパー「マイヤ」のお弁当。これも美味しかった!
大きな分厚いホタテのてんぷらがあって驚きました。

13:45 いよいよ開会セレモニーです。大津さんの司会ではじまり、甘竹実行委員長のごあいさつ、講師先生方の紹介という流れ。

■舞台袖で出番待ちの先生方と講師先生の紹介中

開会セレモニー終了後、辻秀幸先生による発声講座。的確且つユーモアに溢れた指導で会場中が笑顔になりました。辻裕久先生も特別出演!15:40予定通りに終了、時間配分も完璧でした。

■発声講座終了後

15:45から各会場に分かれて講習です。初めて合わせたとは思えないほど素晴らしい合唱です。しっとりとしたやさしい音色、美しい日本語、充実した講習が続きます。ホールも噂どおり響き豊かで、合唱の音色が自然な広がりと共に空間を満たしていきます。

16:15に講習会は終了、17:00から施設内マルチスペースにて交流会が始まりました。200人を超える参加者による立食形式パーティー。
ところが、栗山先生のごあいさつの後、乾杯予定の辻秀幸先生が会場にいない・・・急ぎ電話をするとたった今ホテルから戻ってきたとのこと、何とか間に合いました。

出し物は以下の通り。
●「ふるさとは今もかわらず(新沼謙治)」~千葉賀子(指揮)/コールMIZ&大船渡さんご合唱団
●「猫の二重唱(ロッシーニ)」~辻秀幸&辻裕久&なかにしあかね
●「沖縄のスケッチ(寺嶋陸也)」より~栗山文昭(指揮)/女声合唱団彩
●「積水ハウスの歌」他~栗山文昭(指揮)/栗友会合唱団

私は猫の二重唱で「大船渡のサンマ」を手渡す役目だったのですがタイミングが遅くて叱られました・・・がっくり。

■猫の二重唱と小道具「さかなのほね」

■栗友会の合唱

■甘竹実行委員長と

■講師の先生方、司会の大津さんと

交流会のフィナーレは全員で「さくら音頭」を踊って閉会。
注)大船渡ではお祭りや結婚式などのおめでたい席での〆として、さくら音頭を参加者全員で踊るそうです。

ホテルへ戻り、講師の先生方、実行委員会の皆様と会食。大船渡の絶品の味覚に舌鼓を打ちました。

≪続く≫

歌の絆より強く!in大船渡【1】

2014年11月4日(火)

2014年11月1日~2日大船渡市民文化会館リアスホール(岩手県)にて
東日本大震災復興支援プロジェクト
歌の絆 より強くin大船渡
~栗友会と辻ファミリーがやってくる~
が開催されました。

シン・ムジカは辻ファミリーのスタッフとしてチラシ・プログラム印刷とステージマネージャー(舞台スタッフ)をお手伝いさせていただきました。

2014年10月31日(金)15:10一ノ関駅着
一ノ関駅近く「三彩館ふじせい」で名物の餅料理(写真中央ポスター参照・小さい!)をいただきたいと思っていましたが、ランチは14時閉店のため断念。東口待合室で時間をつぶしました。

しばらくして、おそらくお迎えにきてくださった(株)アマタケの方ではないかとお声掛けしたところ大当たり。お話しながら辻裕久さん、なかにしあかねさんの到着を待ちました。

16:20頃一ノ関駅を出発。運転してくださったのは(株)アマタケの浅沼さん、安全運転かつ素晴らしい人柄に感激しました。陸前高田市の旧「道の駅高田松原・タピック45」(国道45号沿い)に立ち寄り、震災追悼施設に手を合わせる。私の心の深奥に残る、大切な時間となりました。

■旧・道の駅高田松原写真(注:実際は夜で暗かった)

18:50大船渡プラザホテルに到着。実行委員会の千葉勝也さん、千葉賀子さんが笑顔で迎えてくださいました。そして、辻さん、なかにしさんと4人で、1Fレストラン「サーカス」にて夕食。「三陸かきまつり」開催中!とのことで、散々悩んだ末に男性陣は「かきと野菜の天重」、女性陣は「かきときのこのパエリア・かきのコンソメスープ付」を注文する。ボリューム・味ともにハイレベルでした。

20:00開会セレモニーとコンサートの司会進行役、大津佐知子さん(ソプラノ歌手・大船渡出身)と合流し、ロビーにて打合せ。
21:00頃、大津さんに案内してもらい、大船渡夢商店街と地元スーパー「マイヤ」を訪問する。いずれもポスターを貼ってくださっていました。

「マイヤ」を隅々まで楽しんだ後、「大船渡屋台村」へ。お店選びに苦戦しつつ「青い麦」に入り、お通し(もつ煮込み)、イカ刺、さんま塩焼き、うどんを注文。イカ刺は透明でコリコリ食感!大船渡自慢のサンマも美味です。そして、サービスに出してくださったいわしの丸焼きがさらに美味しく感激しました。

お店の大将・野村さん、おかあさんやお客さんと会話を楽しみ、12:00の閉店まで居座ってしまいました。野村さんと「雨になったら歌を聴きに行くよ」と約束、たぶん来なかったでしょう(笑)

■「青い麦」でアンケートに答えてもらったティッシュ

大津さんと昔話から今回のイベントについて様々な話をし、今回のイベントに向けて大きな活力をいただきました。また、屋台村までの道中では、かつての大船渡の街並みや様子を伺いました。先に立ち寄った高田松原での浅沼さんからのお話と共に、自分がここにいることの意味を問い直した貴重な時間となったのです。

12:30頃ホテルに戻り、2:00頃就寝。

■部屋番号はなんと・・・

≪続く≫

静岡市清水文化会館マリナートの避難訓練に参加しました。

2014年11月4日(火)

本日はいつもお世話になっている静岡市清水文化会館マリナートの避難訓練に参加しました。利用者を含めて実施する機会を作ってくださるのはとてもありがたいことです。あらためて主催事業時の出演者とお客様の安全をどのように確保するか、考える機会をいただきました。
もはや災害大国といっても過言ではない日本に住み、イベントを開催する側の責任を感じています。
私は屋上からはしご車で救助されました・・・。

■火災発生

■準備完了

■屋上の様子・ここから降ります。

■晴天・富士山もよく見えます。

■下から見たところ

■救助されています。

■トリアージ
のどの痛みを訴えているという設定です。

東日本大震災復興支援プロジェクト≪歌の絆 より強く!≫ in大船渡

2014年10月30日(木)

いよいよ11/1(土)~2(日)開催です!
栗山文昭&栗友会と辻ファミリー(辻秀幸&佐竹由美&辻裕久&なかにしあかね)が大船渡に集い、講習会とコンサートが開催されます。二度とない奇跡的な機会!ぜひご来場ください。コンサートは11/2(日)14:00開演です。

東日本大震災復興支援プロジェクト
≪歌の絆 より強く!≫ in大船渡
~栗友会と辻ファミリーがやってくる~
≪コンサート≫

2014年11月2日(日)14:00開演(13:30開場)
大船渡市民文化会館リアスホール
入場無料(入場整理券が必要です)

●プレイガイド
リアスホール、カメリアホール、マイヤ各店 他

●お問合せ
「歌の絆 より強く! in大船渡」実行委員会事務局
tel 0192-27-2269

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1. 合唱講習会発表
女声合唱コース/指揮:栗山文昭・ピアノ:斉木ユリ
■犀川(磯部俶)
■女声合唱組曲「光る砂漠」より 秋の午後(萩原英彦)

混声合唱コース/指揮:辻秀幸・ピアノ:なかにしあかね
■落葉松(小林秀雄)
■空~ぼくらの第2章~(大田桜子)

ア・カペラコース/指揮:辻裕久
■混声合唱曲「風紋」より あなたは風(石井歓)

2. 辻家による演奏
ソプラノ:佐竹由美・テノール:辻秀幸・辻裕久
ピアノ:なかにしあかね
■埴生の宿 Home,Sweet Home(H.ビショップ)
■二番目に言いたいこと/今日もひとつ(なかにしあかね) 他

3.女声合唱団 彩
指揮:栗山文昭・ピアノ:斎木ユリ・須永真美・三線:渡部あずさ
女声合唱、ピアノ連弾と三線のための「沖縄のスケッチ」(寺嶋陸也)より
■私たちの星 ■久高 ■赤田首里殿内 ■唐船どーい

4. 栗友会合唱団
指揮:栗山文昭 ピアノ:斎木ユリ
■Ave verum corpus(モーツァルト)
■広い河の岸辺(スコットランド民謡)
■MI・YO・TA(武満徹) ■知床旅情(森繁久弥)
■一本の鉛筆(佐藤勝)※委嘱編曲/信長貴富(編曲・初演)
■銭形平次(安藤実親) ■子連れ狼(吉田正)
■生きる(三善晃)

合唱指揮者・辻正行先生(1932-2003)

2014年10月29日(水)

11月1日は合唱指揮者辻正行先生の命日です。2003年11月1日に亡くなりましたので今年で没後11年となります。
シン・ムジカは創設時から、辻先生に多大なるご支援、ご指導を賜りました。そして、亡くなってからも辻先生の遺されたたくさん演奏や記録、辻先生に繋いでいただいた人脈にに支えられています。
今年11回目の命日を迎える辻正行先生のご冥福をあらためてお祈り申し上げます。

辻正行先生のプロフィール、墓地のご案内、全日本合唱コンクール静岡県大会・辻正行賞についてはこちら。
http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/tsuji.html

志おん女声合唱団創立5周年記念演奏会

2014年10月27日(月)

2010年に合唱指揮者辻志朗により創立された『志おん女声合唱団』の初コンサートです。メインプログラム「光の丘のうた(なかにしあかね)」は、宮澤賢治の詩による7曲からなる無伴奏女声合唱組曲。賢治の童話作品の中にある小さな詩や歌をテキストとした、いずれもシンプルかつ個性的な楽曲であり、なかにしの感性が賢治に寄り添い、ときに溶け込むような、透明感や慕わしさを伴う作品となっています。初演の指揮を務めた辻志朗は、丁寧かつ精緻に作品へ命を吹き込み、楽曲の魅力を余すところなく伝えてくれるでしょう。

※「光の丘のうた」は2008年「なかにしあかね作品展」(銀座・王子ホール)辻志朗指揮&多摩リヴィエールにより初演されました。

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志おん女声合唱団 創立5周年記念演奏会
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2015年2月21日(土)14:00開演(13:30開場)
紀尾井ホール(JR四ッ谷駅徒歩6分)

指揮:辻志朗/ピアノ:辻悦子
Ⅰ.「悲しみの意味」より 今日は朝から雨 他(なかにしあかね 作曲)
「夢の意味」より 夢の意味 他(上田真樹 作曲)
Ⅱ.トスティー歌曲集「オルトーナの夢」よりSogno(夢) 他(安彦善博 編曲)
Ⅲ.「わたしという不思議」(信長貴富 作曲)
Ⅳ.「光の丘のうた」(なかにしあかね 作曲)

■全席自由 2,000円

■お問合せ:
[赤石沢]048-782-5105/tsuyako@etude.ocn.ne.jp
[齋藤]042-591-1680/katumi-s@mail.hinocatv.ne.jp

『横山靖代ソプラノ・リサイタルⅦ』を聴きに行きました。

2014年10月23日(木)

前半はリヒャルト・シュトラウス、後半はセルゲイ・ラフマニノフの歌曲という、おそらく歌い手にとっては、高い技術と精神性、集中力を要するプログラム。
身体の奥底から(それは生命からと言い換えられる)音楽を創っていくような取り組みは、彼女の育ててきた歌唱技術と共に、独自且つ孤高の世界を形成している。それは音楽家としての志とひたむきな姿勢から生まれるものであって、客席でも明確に感じ取ることができた。
特にラフマニノフは自家薬籠中とも言える演奏で、明晰且つ丁寧であり、曲が進むにつれドライブが効き、声の輝きが増していく、その凝縮力と集中力は特筆すべきもの。ピアノは、さすがに手の内にある演奏で時に歌をリードし、情感豊かな弾きぶりと音楽の造形力は他では聴くことはできないと思う。

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横山靖代ソプラノ・リサイタルⅦ
ピアノ:アレクサンダー・セメツキー

2014年10月22日(水)19:00開演
静岡音楽館AOI ホール

■アンコール■
R.シュトラウス「献呈」op.10-1
S.ラフマニノフ「なんという幸せ」op.34-12

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終演後、ご一緒したアルト歌手・小川明子さんと会食しました。2016年に予定している横山靖代さんとのコンサート企画のご相談や今後に向けての重要事項を多数ご教授いただきました。
近年、邦人作曲家による歌曲の発掘と演奏に力を尽くしておられる小川さんの最新映像をご紹介します。

≪English Tenor≫イングリッシュ・テナー【1】

2014年10月21日(火)

≪イングリッシュ・テナー≫は、イギリス人テノールという意味ではない。ひとつの特徴的な声種を表す呼称である。たとえば、テノールとバリトンの間の声域を歌うフランス声楽界特有の≪バリトン・マルタン≫もそうだ。≪バリトン・マルタン≫といえば、伝説的歌手カミーユ・モラーヌ(1911-2010)が挙げられよう。かぎりなく美しく甘い声、軽やかでありながら深みのある歌唱は、今でも多くのファンの心をとらえて離さない。

●カミーユ・モラーヌ

では、≪イングリッシュ・テナー≫はどうだろう。まず思い浮かぶのは、イギリスの20世紀を代表する世界的作曲家ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)の作品を数多く歌い、録音も多く残されているピーター・ピアーズ(1910-1986)である。彼の録音を聴くと、とにかく語る、そして、過度な表現はなく、内側に情感をたっぷりと秘めている。声は明るさがありソフトで抑制が効き、軽くも薄くもない。演奏からは“ことば”の役割の重要性を感じずにはいられない。演劇の国イギリスから生まれた演奏スタイルなのだ。

●ベンジャミン・ブリテン(右)とピーター・ピアーズ(左)

イギリスに留学し数々の受賞歴を誇るテナーで、イギリス声楽作品の研究家でもある辻裕久さんは言う。

イギリス人の愛してやまない、この「イングリッシュ・テナー」ですが、特徴としては、メロウでどこかメランコリックなあの音色が挙げられるでしょう。英語が持っているリズムや、言葉の軽快さなどが生きる繊細かつドラマティックな語り口、また実声と裏声とを混ぜるようにして出すピアニシモの表現も印象的です。私はこのスタイルが、イギリス独自の特徴的な文化背景と、イギリス人の国民性、嗜好の中から生み出されたものであると感じています。
その嗜好の源には、たとえば英国国教会の音楽に欠かすことのできない、聖歌隊の美しく透明感のある歌声であるとか、あるいは、スコットランド、アイルランド、ウェールズ、イングランド、それぞれの民謡の切々とした語り口、などが考えられるかもしれません。しかしそれらにも増して考えられる、最も大きな影響力、文化背景は、やはりイギリスが世界に誇る演劇の文化でしょう。

ピアーズの他には、明るく輝かしく演じるナイジェル・ロジャース(1935-)、美しい声を持つアントニー・ロルフ・ジョンソン(1940-)、鋭い感覚と誠実な語り口によって作品本来の魅力を引き出すフィリップ・ラングリッジ(1939-2010)、まるで紙芝居を語りだすような風情のジョン・エルウィス(1946-)、隙のない卓越した技術を持つイアン・ボストリッジ(1964-)、今を輝くマーク・パドモア(1961-)はなんと甘く切なく歌うことか。私の浅薄な知識と経験でも、これだけの人たちがその声と共に思い浮かぶ。いずれも品格とやさしさに満ちた歌声を聴かせてくれる。

●フィリップ・ラングリッジ(左)とマーク・パドモア(右)

彼らは独自の表現姿勢を持ちながら、しかし、≪イングリッシュ・テナー≫の伝統を踏まえ、その系統にあると私は思う。その歌唱は、きっとどの時代の音楽(作品)であってもかわらない。様式は異なっても要素のとらえ方は同じなのであって、まず言葉がありフレーズがある。古楽も、ロマン派も、現代歌曲も、彼らにとってアプローチは同じなのである。

≪続く≫

馬車道十番館≪別館≫とテノールリサイタル

2014年10月19日(日)

横浜に行くと、馬車道十番館のマドレーヌを買いに行くのが恒例になっているが、別館が閉店になっており、近くの本館へ移動しました。別館は1Fはパンが陳列してあり、2F喫茶室。静かで落ち着いた雰囲気だったので好きな場所でした。閉店はとても残念です。

その後、本来の目的であるテノールリサイタルへ。
入場の様子は、スーツにネクタイ姿、高めの譜面台に楽譜を置き、メガネを下向きにかけ「さあ、紙芝居を始めますよ!」といった風情。演奏はけれんも衒いもない、“語り”としてのフォームを崩すことなく、しかし内側に情感をたっぷりと秘めたイギリスのテノールとしての伝統を感じるもの。
開演してしばらくは共感できず入り込めなかったのですが、演奏が進むにつれ、歌い手とピアニストの創る音楽が進化し、成熟していく過程が目で見えるかのようで、ホールまでも楽器のように一体化し芳醇な響きになっていく様子が体感できました。その短いリサイタルの中で、演奏家が音楽を創り空間を創る、そんな即興性は自分もその共同作業に参加しているような錯覚を覚え、とても興味深い、充実した時間でした。

東日本大震災復興支援プロジェクト≪歌の絆 より強く!≫in大船渡

2014年10月15日(水)

栗山文昭&栗友会と辻ファミリー(辻秀幸&佐竹由美&辻裕久&なかにしあかね)が大船渡に集い、講習会とコンサートが開催されます。二度とない奇跡的な機会!ぜひご来場ください。
シン・ムジカもお手伝いに伺います。

東日本大震災復興支援プロジェクト
≪歌の絆より強く!≫in大船渡
~栗友会と辻ファミリーがやってくる~

≪コンサート≫

2014年11月2日(日)14:00開演(13:30開場)
大船渡市民文化会館リアスホール
入場無料(入場整理券が必要です)

●プレイガイド
リアスホール、カメリアホール、マイヤ各店 他

●お問合せ
「歌の絆 より強く!in大船渡」実行委員会事務局 tel 0192-27-2269

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1. 合唱講習会発表
女声合唱コース/指揮:栗山文昭・ピアノ:斉木ユリ
■犀川(磯部俶) ■女声合唱組曲「光る砂漠」より 秋の午後(萩原英彦)

混声合唱コース/指揮:辻秀幸・ピアノ:なかにしあかね
■落葉松(小林秀雄) ■空~ぼくらの第2章~(大田桜子)

ア・カペラコース/指揮:辻裕久
■混声合唱曲「風紋」より あなたは風(石井歓)

2. 辻家による演奏
ソプラノ:佐竹由美・テノール:辻秀幸・辻裕久・ピアノ:なかにしあかね
■埴生の宿 Home,Sweet Home(H.ビショップ)
■二番目に言いたいこと/今日もひとつ(なかにしあかね) 他

3.女声合唱団 彩
指揮:栗山文昭 ピアノ:斎木ユリ・須永真美 三線:渡部あずさ
女声合唱、ピアノ連弾と三線のための「沖縄のスケッチ」(寺嶋陸也)より
■私たちの星 ■久高 ■赤田首里殿内 ■唐船どーい

4. 栗友会合唱団
指揮:栗山文昭 ピアノ:斎木ユリ
■Ave verum corpus(モーツァルト) ■広い河の岸辺(スコットランド民謡)
■MI・YO・TA(武満徹) ■知床旅情(森繁久弥)
■一本の鉛筆(佐藤勝) ※委嘱編曲/信長貴富(編曲・初演)
■銭形平次(安藤実親) ■子連れ狼(吉田正)
■生きる(三善晃)